ご入浴
日ごろの疲れを温泉で癒し和室のお部屋で、ごゆっくりとおくつろぎください。
当館は施設内に49.3℃ 200ℓ/分の新源泉があり100%源泉掛け流しの宿です。
日帰り入浴
入浴料
中学生以上:700円 小学生:300円 小学生未満:無料
タオル販売 100円 貸しタオルはございません。
営業時間
営業時間 12:00~20:00(最終受付)
ただし、ご宿泊のお客様が多数いらっしゃる場合には、日帰り入浴の受付時間を早めに締め切らせていただく場合もございます。ご了承ください。
※月曜日、火曜日は浴槽のお湯を入れ替えて清掃するため、日帰り入浴営業時間が12:00を過ぎる場合があります。
ご宿泊の方
ご宿泊の方は、温泉を夜通しご利用いただけます。ただし、9:00~12:00は清掃のためご利用いただけません。
タオル、バスタオルはお部屋にございます。
安楽温泉について
当館の温泉は明治32年に志村丹平氏によって開湯されました
当時は、銭湯、湯治、などが主で温泉効果があると多くの人でにぎわったそうです。
大正5年に、現在の所有である工藤家が志村氏により取得し現在に至っております。高齢の方が当館を「タンぺハン」と呼んでいるのは、志村丹平氏からの由来によります。
現在の旅館スタイルにしたのは3代目工藤恭三です。
当時、銭湯を廃止し旅館と料理店に重きを置きました。
開湯時の泉質は、単純鉄冷鉱泉で温度が11℃しか無く当本荘町、由利郡は木材の製材が盛んでおがくずが多く出ました。
昭和初期からそのおがくずを燃料にしてお湯を沸かしておりました。
その源泉が枯渇してきたために平成22年4月に温泉 ボーリングを開始し6月に当館敷地内において、毎分200㍑(動力揚湯)49.3℃pH7.6の温泉を掘り当てました。
温泉が有る地層は天徳寺層と呼ばれ地下800メートルで今から500万年前の太古の地層です。日本列島が現在の形に近づいて、奥羽山脈ができた時代です。その時代の海水が地下にあり鹹水と呼ばれております。この鹹水がヨード、メタケイ酸、メタホウ酸を多く含みます。ナトリウム・塩化物強温泉で温泉1㎏の残留物が21.29ℊと多く濃い温泉です。
浴用の適温症は、切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病です。塩分が多くあり保湿、保温効果が有り「ぬくだまり」の温泉です。
どうぞ皆様、地下800mの500万年前からのお湯をお楽しみになって下さい。
館主 工藤崇雄